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良魔伝説8

妖精達はみんなガランスが怖くて警戒しています。

しかしガランスが心の優しい小悪魔だという事は、解っていましたし妖精の羽根にあこがれて、いつも遠くから隠れてこちらを

見ているのも知っていました。

ラチネが言います。「私がガランスと話をしてきます。」

又、みんなビックリです。

「おまえ大丈夫かよー。」みんなが口ぐちに言います。

ラチネが大きくうなずきました。

ガランスは大きな声を出し過ぎて疲れて、うなだれています。

少し離れたところからラチネが小さな声で話しかけます。

「ガランス、ミルキーストーンは石におまじないを書いた後に

妖精の銀の粉をかけなければ幸せは、訪れません。」

ガランスはだまって聞いています。

「銀の粉をかけないミルキーストーンは私たち妖精がおまじないを書いて庭先に投げ入れたとしても、その家には災いが訪れてしまいます。」

ガランス ・ ・ ・。

ラチネが続けます。

「それを悪魔の力を持っているあなたが私たちの、おまじないを

マネして書いた石を投げ入れたら、どうなるでしょう。」

ガランスはラチネに聞きます。

「この戦争を終わらせる方法はないんですか?」